悲報!アニメーターの年収の現実は辛いものだった!
今回もアニメに関わる職業の実態について書いていこうと思います。
前回に引き続いてアニメーターです。アニメーターの年収について書いていきます。
なかなかに辛い現実です。。。
総作画監督で約510万円、作画監督で約400万円、原画は約230万円、動画で約110万円。
総作画監督のほうが、監督よりも高いという。。。
この中の職業でサラリーマンの平均年収を越えようとして、現実的に狙うとすれば、メーカーPでしょうかw
これまでにも書いてきたように、超有名声優はまずなれませんので。
2009年の日本アニメーター・演出協会(JAniCA)の調査によると、
20代アニメーターの平均年収は110万4000円。30代でも213万9000円という結果。
これは中堅クラスのアニメーターも含めた数字ですが、新人で枚数が少なければ月収2~3万円程になってしまうこともあります。
さらにアニメーターの多くはフリーで、低賃金で生活できなかったり、
長時間労働で体を壊したりして90%以上が1年未満で辞めていきます。
もし数年後のSHIROBAKOを描いた第2期が放映したら、
えまちゃんはアニメーターをやめてしまっているかもしれませんね。
本当に激務の割に給料が少なくて辛いんですよ、アニメーターは。
少し前のスタジオジブリであれば、契約社員という形で固定給が保証されていましたが、
宮崎監督が引退したことで人件費の捻出が難しくなったため、
他のアニメーション会社と同様に、専属スタッフをおかない方式になりました。
ということで、ほぼ全ての会社でアニメーターは歩合制という現実です。
さらに、安価で済む海外委託が増えたため、国内のアニメーターの賃金相場もさらに下がっているのが実情です。
次回は、なぜアニメーターの給料がこんなにも低いのかを検証していきます。
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