アニメ業界を救えるか?クラウドファンディングという名の元気玉!
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングはCrowd=群衆 Funding=資金調達という言葉を掛け合わせた造語です。
実行したいプロジェクトを実行するため、インターネットを通して、不特定多数の人たちに財源の提供や協力などを行うことを指します。
クリエイターや起業家が資金調達をする手法として、世界中で注目されています。
クラウドファンディングは、
まさに、ドラゴンボールの元気玉のようなイメージです。
Makuake中山社長のインタビューより
詳しくはここの記事を御参考ください。
みんなから少しずつ元気(資金)を集めて、強大な敵を倒す(大きなプロジェクトを遂行する)という意味では確かに元気玉ですw
プロジェクト起案者のメリット
①資金を集めることができる
起案者に製品やサービスのアイディアがあり、制作することができるが、実現するための資金がなかったり、知名度・認知度がない
クリエイターや起業家が、クラウドファンディングサービスというプラットフォームを利用することで、資金を集めることができることがメリットです。
②テストマーケティングができる
プロジェクトの実行前に、プロジェクト自体の価値を世間に問うことができます。実行前にユーザーの反応を確認することができるのは大きなメリットです。資金が集まるということは、みんなに期待されているということですし、資金が集まらないということは、みんなに期待されていないということですから、プロジェクトは失敗する可能性が高いということです。
③PR効果
クラウドファンディングサービスというプラットフォームを利用し、ネット上に露出することで、ファンを新たに生み出し、ソーシャルメディアを通じて拡散し、さらに多くのファンや出資者を獲得するというサイクルを作り出すことができます。
お金をかけずにPRを行なうことができます!
プロジェクト支援者のメリット
支援者のメリットとしては、今後成長していく可能性のある製品やサービスに、インターネットで少額から気軽に寄付や出資ができるという点や、「購入型」の場合は、支援額に応じたリターンを得られることが大きなメリットです。
クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングは、一般的には支援者に対するリターンによって大きく3つの種類に分類されます。
①寄付型:金銭的リターンなし
②投資型:金銭的なリターンを伴う
③購入型:金銭以外の物品や権利を購入
購入型のクラウドファンディングの企業数が最も多く認知度が高いです。
長編アニメ「この世界の片隅に」がクラウドファンディングで国内では過去最高金額を達成!
劇場長編アニメ『この世界の片隅に』の制作実現を目指したクラウドファンディングが5月29日に終了しましたが、
スタートより大きな注目を集めた本プロジェクトは、最終的に当初目標としていた2000万円を大きく上回る3622万4000円もの資金を集めました。
国内で成立したクラウドファンディングでは過去最高の金額となります。
支援者の熱い思いがプロジェクトを実現させた!
支援者に対するリターンは、映画であればBlu-rayやDVDなどのグッズなどが多いのですが、本プロジェクトでは、「主人公からの手紙」、「支援メンバー証」「ファンミーティングの参加」「本編エンドロールへのクレジット」など、支援金額の大きさとリターンがあまり比例しないのです。
つまり、「アニメ映画制作の実現を支援したい!」という支援者の熱い想いが大きいんです。支援者3374人の熱い想いが元気玉を作ったんです!
これまでに紹介してきた「テレビ局主導の方式」や「製作委員会方式」では、直接私達が支援するということが難しかったですが、「クラウドファンディング」という方式なら、直接支援することができます。
クラウドファンディングが広まっていけば、アニメ業界も変わるかもしれません。
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