新人Vtuber「斗和キセキ」はなぜバズったのか?ただの偶然ではない!?
最近Vtuberが凄く増えましたが、一方で炎上・休止・引退するVtuberも増えており、光と影が顕著な状況です。
前回は炎上してバズった後に、休止したVtuber「牡丹きぃ」を紹介しましたが、
今回は一つのネタをきっかけにバズって、チャンネル登録数やTwitterのフォロワー数を急増させた「斗和キセキ」を紹介します。
斗和キセキとは?
「斗和キセキ」(とわきせき)は、3月1日から活動を開始した、『新しい世代を創る』と銘打たれたVtuberです。
キャラクターデザインはイラストレーターの泉彩氏、全面プロデュースを音楽家やライターとして活動するじーえふ氏が行っています。
初動画は10年以上前に2ちゃんねるで生まれた「RAINBOW GIRL」のカバーMVです。
ディスプレイの中の斗和キセキと、現実側にいるバンドメンバーが撮影された動画です。
2本目は自己紹介動画で、「バーチャルYouTuber VS 悪役プロレスラー」を公開して、VTuberとしての活動をスタートさせました。
動画の中では、「プロレスラーから何分逃げ切れたかによってVtuberのかわいさを測れるのではないか」というよくわからない理論を展開して、活動開始当初から注目されていました。
バズったのは「アストレイ レッドフレーム改に似ている」というツイートにツッコんだのがきっかけ
異色な動画を投稿してなかなかのデビューを果たした斗和キセキですが、ファンが「キセキの背中で浮遊する謎の三角形の姿」に対して、
「機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ」のモビルスーツ「アストレイ レッドフレーム改」に似ているとツイートして、
キセキが「いや誰がガンダムアストレイレッドフレーム改だよ」とツッコんだところから、
軌跡(キセキ)は起こり、バズが起こりました。
Twitterでリツイート・拡散されて、フォロワー数が伸びるたびにネタを投稿したり、
レッドフレームのネタを適宜投下することにより、フォロワー数がさらに加速しました。
ついにはTwitterのトレンドにハッシュタグ 「レッドフレーム改」 と「#towakiseki」とが同時に入るという事態に発展します。
なぜ斗和キセキはバズったのか?
さて今回、 「斗和キセキ」はとんでもバズを起こしましたが、ただの運や偶然でしょうか?
自分としてはただの運や偶然だとは思っていません。
キセキ自身がかなりのポテンシャルを持っているからこそ、バズにつながったと思います。
芸人で例えるなら、キセキは「ボケもツッコミもできるオールラウンダー」だからこそ、バズを引き起こしたと思います。
バズったきっかけは、ファンのアストレイに似ているというツイートでしたが、
的確にネタを投下して、ファンからのネタに対しても的確につっこむ能力があったからこそ、バズにつなげることができたと考えられます。
ブラックオーシャン化して停滞・衰退期に入ったVtuber業界ですが、
斗和キセキが今後、いったいどんな 『新しい世代を創る』のか楽しみです。