出版社を飛び出し一人で連載!どうやってセルフプロデュースを成功させたのか?
今回は漫画業界を取り上げます。
皆さんは『あにめたまえ』という漫画をご存知でしょうか?
この漫画はコンプエース誌で連載していましたが、
担当編集者との方針不一致によって、連載が終了してしまいました。
不人気で切られたというわけではありません。
しかし、作者は諦めず、雑誌を飛び出し、一人で連載する道を選びました。
作者Rebis氏が歩んだ道は以下のとおりです。
①担当編集者との方針不一致によって、連載が終了
②「作品は、読者に読んでいただいてこそ!」と考え、
『あにめたまえ!天声の巫女』雑誌掲載分の1~4話を無料公開
③『あにめたまえ!天声の巫女』0.75巻をKindle版、電子書籍サイトのパブーでの販売を開始
④単行本化プロジェクトを実現するため、クラウドファンディングを実施!
→見事、プロジェクト達成!さらに、ストレッチゴールでドラマCD制作に挑戦!
⑤ドラマCDの制作では、読者の皆様からキャスティング案を募集する企画を実施
→雨宮天さんをはじめ、有名声優が決定!
⑥紙の単行本が発売!、Kindle版も発売!
→商業誌クオリティの本を同人流通を使ってインディーズ出版
⑦ドラマCD発売を記念したトークイベントを実施!
Rebis氏が凄かったのは、雑誌を飛び出しても、諦めずに、
セルフプロデュースする方法を常に考え、実行してきたことですね。
なかなかできることではありません。
また、「作品を読者に読んでもらう」ということを最優先に考えて、動いている点も素晴らしいと思います。
「作品を読むのは、編集者ではありません、読者です!」と私は常に思っています。
更にセルフ・プロデュースするとしたら、
Rebis氏がこれまでに実施してきたことをセミナーなどで講演したりすると良いと思います。
それがきっかけで、「あにめたまえ」という作品を知るきっかけになり、バズると思います。
こういった漫画家が多くなっていけば、漫画業界も面白くなると思います。
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